2019/06/14

LINE公式アカウントとは? ー2019年新プランの開設と移行、各種機能を解説ー

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LINE@を使っている方は、4月18日よりLINE公式アカウントが統合され、新プランへの移行が順次可能になっていきます。これまでLINE@では無かった、または使えなかった機能が使えるようになる反面、料金の改定など気になる部分はたくさんありますよね。

ここではLINE公式アカウントが統合された新プランの機能や料金の他に、新規アカウントの作り方や、より上手くLINE公式アカウントを活用していくためのポイントを解説します。

ぜひ目を通して参考にしてくださいね。

LINE公式アカウントとは?新プランを解説

LINEアカウントはこれまで「LINE公式アカウント」「LINE@」「LINEビジネスコネクト」「LINEカスタマーコネクト」と分かれていましたが、今回の統合により、改めて「LINE公式アカウント」に名称が統一されました。

統一されることで何が変わるのかを簡単にまとめると、以下のようになります。

・全てのプランに、全ての機能が使えるようになる
→ 各種機能の詳細はこちらをご確認ください

・各プランのメッセージ配信数を超えると通数課金になる
→ 料金プランの詳細はこちらをご確認ください

他にも機能のアップデートなど、フリープランでも有料プランと同様の機能が使えるメリットがあります。その反面、これまでメッセージでの一斉配信を中心に行っていた企業などは、費用がこれまで以上に増える可能性があるなどのデメリットもあります。

詳しく見ていきましょう。

LINE公式アカウント アカウント・プラン一覧

アカウント一覧

LINE公式アカウント プラン一覧

◼️通数課金対象となるメッセージ種別
・メッセージ送信やセグメント配信
・Messaging APIの「Pushu API」

通数課金の詳細が知りたい方や、プラン変更のルールなど、こちらでも解説していますので合わせてご確認ください。

 

◼️通数課金対象とならないメッセージ種別
・チャット(1:1トーク)の送受信
・自動応答メッセージ
・キーワード応答メッセージ
・友だち追加時あいさつ
・Messaging APIの「Reply API」

チャット機能やタイムラインは課金対象とならないため、今後のLINE公式アカウントでは、今まで以上に積極的に活用していくと良いのではないでしょうか。LINE株式会社の調査でも、店舗への問い合わせ方法は「LINE」での問い合わせが「電話」と並んで1位という調査結果も出ています。
※調査結果の詳細が知りたい方は、こちらからご確認いただけます
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2267

店舗に限らず問い合わせや予約など、友だちや見込み客が気軽に使えるLINEをサポートチャネルとすることで、より多くのユーザーと繋がることが可能になります。これから積極的に活用していきたい機能の1つがチャット機能(LINE@時の名称 1:1トーク)ですね。

LINE公式アカウント 機能一覧

LINE公式アカウント 新プランでの特徴は、全てのプランで全ての機能が使えることにあります。


出典:LINE@サービス統合および移行について

それぞれの機能が、どのような特徴を持っているのでしょうか?
各機能を見てみましょう。

・メッセージ
友だち登録をしてくれた方に向けてメッセージや画像、映像、クーポン、抽選ページなどを一斉送信することができる基本機能となります。ターゲティングメッセージで、セグメントを分けた配信により特定のファンのみにメッセージを届けることも可能です。

他にも、リッチメッセージやリッチビデオメッセージと合わせて送信することで、プロモーションをより効果的に行うことが可能になります。

・タイムライン投稿
タイムライン投稿により、友だち以外の不特定多数のLINEユーザーに向けて情報を届けることもできます。メッセージ送信時に同時投稿すれば、友だち+不特定多数のユーザーに送ることができるため、より効果的なプロモーション効果が期待できます。

追加料金なしで無制限に配信が可能なため、積極的に活用することで接触のないユーザーにもリーチできる可能性が高まります。

・ターゲティングメッセージ
友だち登録をしているユーザーの属性別にセグメント配信が可能です。年齢層や性別、居住地など属性に合わせた配信を行うことで、通数を抑えながらメッセージ効果の最大化を図ることができます。


出典:LINE公式アカウント「2018年12月-2019年3月媒体資料」より

・リッチメッセージ
画像やテキストなどを1つのメッセージにまとめることができます。テキストのみよりも分かりやすく、画像によりテキストよりも興味を引くことが可能です。そのためテキストメッセージのみと比べて、高い誘導効果が期待できます。


出典:LINE公式アカウント「2018年12月-2019年3月媒体資料」より

・リッチメニュー
リッチメニューはトーク画面の下部に固定でメニューを表示できる機能です。見込み客や友だちが、予め知りたいことのほか、誘導・遷移させたいメニューを表示しておくことで、遷移するための強力な動線を作ることが可能になります。


出典:LINE公式アカウント「2018年12月-2019年3月媒体資料」より

・リッチビデオメッセージ
自動再生される動画をメッセージで送ることができます。テキストだけでは分かりにくい内容や、商品紹介など動画を活用することで、メッセージ性の強い内容を送ることも可能です。専用の機材がなくても、現在ではスマホで撮影した動画を手軽に送ることもできるため、より多くの友だちに情報を届けるため、動画を活用する企業が増えています。


出典:LINE公式アカウント「2018年12月-2019年3月媒体資料」より

・クーポン機能
クーポンや抽選ページを作成し、配布することができます。メッセージやタイムラインのほか、キーワード応答での一致時に配布したり、友だち登録時の挨拶に限定クーポンを渡すことで購買意欲を高めることができます。

初回購入や再来店、休眠客への呼び戻しなど、施策に応じてどのような内容を配布するのか使い分けるのも有効です。


出典:LINE公式アカウント「2018年12月-2019年3月媒体資料」より

・チャット機能(LINE@時の名称1:1トーク)
LINE@のみ利用ができた、友だちとの1:1トークができます。LINE@時よりも機能が充実し、複数のユーザーグループとのチャットが可能に。トークログの保存期間は2ヶ月となるため、ログを残しておきたい場合は、履歴をダウンロードして保存しておくことも可能です。

チャットを活用することで、見込み客の疑問や不安を解消したり、予約を受け付けることができるなどなど。エンゲージメントを高めながら見込み客や友だちとの関係性を構築することができます。

自動応答機能やキーワード応答機能を活用することで、24時間対応やメッセージ送信時の施策に活用するなど、チャットを幅広く活用することが可能になります。


出典:LINE公式アカウント「2018年12月-2019年3月媒体資料」より

LINE公式アカウント オプション機能一覧

上記の機能とは別に、別途申し込みをすることで様々な機能を加えることも可能となります。
しかし利用条件を満たしていないなど、審査をしても利用できない場合もあります。

・プロモーションスタンプ
友だちとのコミュニケーションツールである「スタンプ」を無料配布することで、商品やキャラクターの認知、販売販促など、ユーザー間のトークで使われる広告としての効果が期待できます。

出典:LINE公式アカウント「2018年12月-2019年3月媒体資料」より

・LINEスポンサードエフェクト
10-20代の若いユーザーを中心に利用されている、認識コミュニケーション機能です。
LINEのビデオ通話やトークルームカメラ等で、ユーザーを認識してエフェクト効果をリアルタイムで付けることが可能です。

出典:LINE公式アカウント「2018年12月-2019年3月媒体資料」より

・Messaging API
Messaging APIを利用することで、友だちに対して双方向のコミュニケーションや最適なメッセージの送信が可能になります。APIの利用はシステムを自社開発しなくても、パートナー企業のツールを導入することでも利用可能です。

出典:LINE公式アカウント「2018年12月-2019年3月媒体資料」より

・LINEチャットAPI/コールAPI
LINEチャットAPIでは、FAQベースの自動回答や、画像やスタンプを使い友だちと円滑にコミュニケーションをとることができます。
コールAPIでは、公衆電話網を使わないIP電話の利用により、低コストの無料通話を提供できます。

・LINEオーディエンスマッチ
ID連携していない自社アカウントの友だちに対して、自社で保有する顧客情報を利用したメッセージの配信が可能になります。

・LINE Beacon
お店などに設置されたBeacon(Bluetooth)から配信される各種情報やコンテンツを、公式アカウントを経由してLINEで配信できるサービスです。

他にもオプション機能は多岐に渡りますので、さらに詳しく確認したい方は、一度パートナー企業様にお問い合わせをしてみるのも良いかもしれませんね。

LINE公式アカウントのアカウント作成、サービス統合・移行スケジュール

5月中下旬以降は、すべてのLINE@アカウントの移行が可能に。8/19までにLINE@から移行していないと強制的にLINE公式アカウントフリープランへ移行されてしまいます。
通数課金のないLINE@を使い、ギリギリまでLINE公式アカウントへ移行しない企業もあると思います。しかしギリギリまで引っ張りすぎて、LINE公式アカウントへ移行し忘れの無いように注意しましょう。

ここからはLINE公式アカウントの新規アカウントの作り方や、以降の仕方などをお伝えしていきます。

LINE公式アカウントの新規アカウントの作り方

新規アカウントは以下の手順で作成が可能です。
こちらは移行ではなく、新規アカウントとなりますのでご注意ください

1)以下URLより、「今すぐ無料アカウントを開設する」をクリック
https://www.linebiz.com/lp/line-official-account/

出典:LINE公式アカウント

2)「認証済みアカウント」または「未認証アカウント」を選択してクリック。今回は未認証アカウントにて登録設定します。

出典:LINE公式アカウント

3)各種情報を入力

   

出典:LINE公式アカウント

4)入力画面を確認し、問題なければ「完了する」ボタンをクリック


出典:LINE公式アカウント

5)登録完了です。未認証アカウントであれば1分とかからずに登録することができました。最後に「LINE Official Account Managerへ」ボタンをクリックするとLINE公式アカウントへログインができます。

出典:LINE公式アカウント

6)アカウント作成は完了です。

これから登録を考えている方は、上記のようにすぐアカウントの作成が可能ですので、参考にしていただければと思います。

LINE公式アカウントの移行手順

出典:LINE for Businessより

4月18日から5月下旬ごろまでに順次、使用中の「LINE@MANAGER」および「LINE@アプリ」に移行のご案内が届くようです。

8月19日までに任意で移行しない場合は、強制的にサービスが移行されてしまうようです。

また、その際には「フリープラン」での登録になるようなので、友だちが多数いる企業や個人は強制移行後は、プランを変更しないとメッセージが送れない!となる前に、早々にプランを変更することをお勧めします。

LINE@からのお知らせで強制サービス移行期間が変更になりました。
詳細は以下となります。

2019年8月19日開始とご案内していたLINE公式アカウントへの強制サービス移行を、
2020年1月14日開始へ日程を変更させていただきます。
【変更前の強制サービス移行期間】
2019年8月19日~9月30日
【変更後の強制サービス移行期間】
2020年1月14日~2月28日

 

LINE@で出来なくなったこと

LINE公式アカウントとLINE@の統合により、LINE@の認証済みアカウントおよび一般アカウントは申し込みが終了しました。他にも新プランと統合することで、LINE@自体の機能も提供終了しているサービスもあります。

LINE@を活用されている方はご存知だと思いますが、LINE公式アカウントへ移行してから積極的に使おうと考えている方は確認してみてくださいね。

・「PRページ」機能
サービス統合に関連して、「PRページ」機能はサービス提供が終了されました。PRページに関する編集・閲覧・過去の統計情報など、すべての操作や閲覧ができなくなっています。

・「アカウントページメニュー」機能
サービス統合に関連して、「アカウントページメニュー」機能はサービス提供が終了されました。
アカウント設定→基本設定の「アカウントページメニュー」の項目が削除されています。

今後ショップカードをトークルーム内に表示させる場合は、以下の設定が必要になります。

■リッチメニューへのショップカード表示手順
《PC版管理画面》
1)[ショップカード]>[ショップカード編集]と進む
2)[リッチメニューへの表示]を「表示する」に設定し「更新」をクリック

《LINE@アプリ》
1)[管理]>[ショップカード]>[ショップカード編集]と進む
2)[リッチメニューへの表示]を「使用中」に設定し「更新」をタップ
なお、すでに設定している場合は、一度「表示しない」に設定変更し「更新」後、再度「表示する(使用中)」に設定してください。

■「有料プラン」もしくは「Messaging API」をご利用の場合
ショップカードを表示させるためには、他のリッチメニューを「反映しない」の設定にしていただく必要があります。
下記を設定後、「リッチメニュー表示手順」の設定をお願いします。

《PC版管理画面》
1)[リッチコンテンツ作成]>[リッチメニュー]と進む
2)リッチメニューのリストより「表示設定」が「反映する」になっている項目をクリック
3)「表示設定」を「反映しない」にして「保存」

・「ノベルティ発注」機能
サービス統合に関連して、「ノベルティ発注」や「ポスター作成」機能はサービス提供が終了されました。アカウント設定→基本設定の「ノベルティ発注」や「ポスター作成」の項目が削除されています。
※「ノベルティ発注」は時期未定で再開を予定しているとのこと

「ポスター作成」はLINE公式アカウントの認証済みアカウント以上であれば、作成が可能なようです。(テストしたアカウントが未承認アカウントのため、未確認となります)

LINE公式アカウントの効果的な使い方

ここでもう一度、通数課金の対象にならない機能を確認してみましょう。

・チャット(1:1トーク)の送受信
・自動応答メッセージ
・キーワード応答メッセージ
・友だち追加時あいさつ

LINE公式アカウントではメッセージの送信数が決められているため、LINE@の時と同じように配信していると予想以上に費用がかかってしまいます。

そこでチャットでのやり取りや自動応答をうまく活用していくことが必要になってきます。例えばやり取りをしていく中で、しっかりとセグメントを分けていくことで、効果的なターゲティングメッセージでの配信が可能になります。

ユーザーの使い慣れたLINEであれば、気軽にお問い合わせをもらうことが可能になります。ユーザーからのお問い合わせやFAQなど、カスタマーサポートの間口を広げることで、友だちからのブロックが減少したという声もあります。

LINEをサポートチャネルとすることで、ブロックや離脱を防ぐことも、しっかりとセグメントを分けてメッセージを最適な友だちへ届けることも可能になります。

今後のLINE公式アカウントでは、1to1のやり取りから売上を伸ばしていくために、どうすれば良いのか。そんな1to1コミュニケーションを中心とした運用や活用方法が、重要になっていくのではないでしょうか。

まとめ

LINE公式アカウントでは、通数による課金が発生するため一斉送信のメッセージと合わせて、どのようにチャット機能を活用するかがポイントになります。チャットを活用することで、ユーザーとのエンゲージメントを高めたり、LTVを高めるなども可能になります。

1to1でやり取りをしながら、属性ごとに配信をするなど、いかにメッセージのムダ撃ちをなくすための取り組みも必要となります。

また、API連携も無料で活用できるようになりました。LINE公式アカウントをどのように活用していきたいのかを見極めたうえで、APIを導入すれば、より効果的に運用していくことができます。

弊社が提供する「CS cloud」は、1to1に特化したAPI連携ツールを提供しています。複数人が同時にチャット機能を利用できるだけではなく、チャットボットを活用して24時間受付や予約、FAQの返答など、カスタマーサポートの手間を半減しながら売上を伸ばすことができます。

セグメントを分ける際にも、自由にタグを付けられるため、よりターゲットを絞ってピンポイントでのターゲティングメッセージを配信することもできます。

LINE公式アカウントで重要となる1to1でのチャットで、多くの企業様から効果や成果の声をいただいています。
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